2015/09/14

南知多町立内海小学校津波避難訓練調査

小学校のクラス単位での集団津波避難行動を分析するためのGPS調査.避難場所は,内海小から約2km離れた高台(山道).駆け足での避難のため,児童を追跡する調査員にも結構な負担.小学生といえども速い.学生調査員の奮闘に感謝.

4年生10名が調査員として協力してくれた.教員を目指す彼らにとっては小学校の避難訓練は貴重な経験になるはず.気合十分.

訓練スタート.まずは校庭に避難.点呼完了後,駆け足で避難開始.

GPSデータは校門から取得開始.各クラスの最後尾児童を追跡してデータ取得しておくことで,先頭を走る担任の先生のGPSデータと併せて集団避難行動を可視化することができる.

途中,信号機による避難行動の停止.信号が変わり児童が分断されてしまうクラスも.実際の災害時には停電による信号機の機能停止による混乱や,自動車による避難のために交通量が増加することも懸念される.

避難経路後半は山道.訓練は中学校,保育所も合同で実施しており,山道では中学生が園児の手を引いてあげる試みも.

調査後,海岸にて.